次の世代の方々に

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お陰さまでよっちゃんおむすびは今日から、オープン5か月目に入りました。

この所の暑さで少しお客様の来店数が減りました。
猛暑で人の足音がしない日が続いています。

そんな中でも、リピーターさんは来続けて下さり、有難いです。
最近、お客様の要望で、お惣菜も売っています。

長野から届きましたゆもさんちのジャガイモで作るポテトサラダや、皮付きのジャガイモの煮っ転がし、揚げナスの煮浸し、カボチャの煮物、小松菜と油揚げの煮浸し、ひじきの煮物、出汁巻きなど、作れば完売します。

出汁の旨味と素材の旨みの相乗効果でお客様曰く、家庭では出せない味なのだそうです。

元々、フルタイムで働くママからの要請で始めましたお惣菜作りなのですが、母親の介護をしている父親におむすびと一緒に届けたいと言われる娘さんや、スーパーやコンビニのお惣菜は不味いので売って欲しいと言われる独身の男性の方などが買いに来られます。

最近、家庭で煮物など和食が作られなくなっている現状を感じます。
確かに出汁を取る手間や煮る時間がかかりますので仕事を持っている方や、忙しい方にとっては和食は面倒なのでしょう。

先日、低学年の小学生の姉弟を連れてランチを食べに来られましたお母さんから、外食をすると子供たちに何か悪い事をした様な負い目を感じていましたが、よっちゃんおむすびのランチメニューのおむすび2個、味噌汁、出汁巻き卵、ひじきの煮物、糠味噌漬けなどを美味しい、美味しいと完食した 子供たちの食べっぷりと、美味しいと喜ぶ顔を見て、本当に自分まで嬉しくなりました、子供たちの残したものを頂こうと思っていましたが、全部食べられてしまいました。又来ますね、と笑って帰られました。

以前、よっちゃんおむすびを食べに来られた小さなお子様がお店の前で立ち止まり、お母さんの手を引いて入ろうとする光景を見る事もあります。

一度食べて頂いたお子様は覚えて下さっているのです。

次の世代の方々に身体に優しい、美味しい和食を提供する事は、本当に必要な仕事なのだと気付きました。

自分の仕事で世の中を少しでも良くする事が出来れば本当に幸せです。

お子様達の笑顔が見られた日は疲れも吹き飛び、次は何を作ろうかと考えます。

自分の子育ての時にどんな物を作って食べさせていたか、作れない時はどんなお店があれば助かると考えていたのかと、思いを巡らせ続けます。

おむすびの最近の夏の新メニューは、松本さん作の梅干しの紫蘇と漬け汁とゴマを混ぜ、ピンク色の美しいさっぱり味の紫蘇むすびと、酢飯で結んださっぱり味の鮭おむすびをお出ししています。

猛暑を乗り切るために少しでもお客様のお役に立てればと考えています。

まだまだ手探り状態ですが、よっちゃんおむすびは日々進化し続け、お客様の為に何をすれば良いか工夫し続けます。

皆様これからもどうぞよろしくお願い致します。
皆様本当にありがとうございます。

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