村上良江プロフィール

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村上良江(よっちゃん)

おむすび研究家の愛称で、おむすびをはじめ、出汁や出し巻き卵、煮物など、日本の家庭料理の研究をしています。

お米本来の香りがする、むすびたての塩むすびは何よりのご馳走で、日本人に生まれて良かったとつくづく思うほど美味しいです。
おむすびは弥生時代に蒸した餅米の様なものから始まり、今日に至っております、日本の代表的な食べ物です。
一生のうちに日本人であれば、誰でも口にし、誰でも作り、誰かの為に作る優しい心のこもった食べ物です。
美味しいおむすびが作れる様になれば一生のお得だと思います。
よっちゃんおむすびこと、私よっちゃんが美味しいおむすびの作り方などをお伝えして行きますので是非、皆さまご視聴、ご参加ください。

よっちゃんおむすびを始めたきっかけ

数年前、人生に大きな転機があり心がとても傷つき、失意と孤独との闘いの日々の中で自分の心を癒してくれたのは料理でした。台所に立っている間は集中でき、時を忘れる程楽しいのです。

そんな時に自分は基本的な出汁の取り方も包丁の研ぎ方も知らずに年齢を重ねて来た事に気付き、きちんと学びたくなり定年を機に会社を辞めました。

当時勤務していた企業の若手社員達が私のお昼のお弁当を見て、綺麗で美味しそうなので売って欲しいとか、分けてあげたおむすびが美味しいのでお店をやったらいいとかと言ってくれる様になりました。

その当時65歳迄企業で継続して働くと言う選択もありましたが、65歳から先の事を考えると希望を感じる事が出来ず好きな事をやりたいと考えました。
お店を出すなら調理の基本をしっかり学んでからにしようと考えました。

調べてみると熟年でも入学出来る調理師専門学校があり、真面目に学べば1年間で調理師の国家資格が取れる事がわかり定年後の4月に、京葉調理師専門学校に入学しました。

専門学校時代に仲間達が私の作ったおむすびを美味しいといつも喜んでくれ、卒業式の当日も記念に最後に食べたいと言われ沢山作って行きました。

卒業後に、千葉市内の夢咲と言う、河豚料理もお出ししている割烹で7ヶ月間働かせて頂きました。社長の、美しく美味しい料理をお客様に提供するプロのこだわりを目の当たりにし、感動しました。

折角美味しい料理を作ってもお出しする時に美しく無ければ意味がない、というのが社長の口癖でした。

魚をおろす社長の後ろ姿は凛として美しく一分の乱れもありませんでした。
出し巻き卵を焼けるようになるまで、修業をさせて下さったのも社長でした。

厳しい中にも楽しく働かせて頂く日々でしたが、おむすび屋を開きたいと言う夢は捨てきれずお店を辞めました。

都内や千葉市内の物件を見て回る内に朝早くから通勤通学の人達に美味しいおむすびを売りたいと考え、自宅近くの物件を探す様になり、不思議な程タイムリーにこれからオープンするよっちゃんおむすびのお店に出会いました。

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